2022.04.22
植栽におすすめ!おしゃれな外観・庭が叶う常緑低木7選
暮らしのQ&A
植栽で人気の高い低木の常緑樹は、四季にわたって葉をつけている背の低い樹木を指します。おしゃれな外観にしてくれるだけでなく、目隠しの役割やライトアップすれば幻想的な雰囲気を楽しめます。そこで今回は、常緑樹の特徴や植栽におすすめの常緑低木7選をご紹介します!
植栽をお考えの方、低木の常緑樹が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!
常緑樹とは
秋になると葉を落とす落葉樹と違い、一年中緑の葉を多くつけるのが「常緑樹」。しかし、常緑といっても全く葉を落とさないということではなく、冬や葉の生え替わりのタイミングで葉が落ちることも多いのが特徴。形状によって紅葉常緑樹と針葉常緑樹に分けることができ、大部分の木は広葉樹です。成木の樹高によって低木・中木・高木と分類することが可能です。
常緑低木の特長
2〜3メートル以下の成木で、一年を通して葉が多く付いている常緑低木は以下のようなメリットがあり、植栽によく使われています。
・人の背丈よりは高く成長するが、刈り込むことで生垣にもなる
・大きくなりすぎず、スペースも取らないので育てやすい
・剪定や手入れがしやすい
・秋冬でも緑が美しい
・草花と組み合わせて寄せ植えが楽しめる
目隠しの役割も
また、低木は目隠しとしてプライバシーを守るという役割も担っています。玄関や門まわり、庭木にすることで、圧迫感なく周囲の道路やアプローチから住宅への視線をさり気なくさえぎることができます。
低木はおしゃれにライトアップ!
昼夜ともに植栽の違った表情を楽しみたい方には「ライトアップ」がおすすめです。植栽の持つ繊細なシルエットが浮かび上がり、光と影のコントラストが外観や庭を幻想的に演出してくれます。
低木の常緑樹の場合は、広角ライトを使用すると全体を上手く照らすことができます。ライトアップの方法にはいくつかありますが、植物全体のシルエットを美しく壁面に投影したい場合は「シャドウライティング」を、葉のシルエットを美しく見せたい場合は「シルエットライディング」が効果的です。
植栽におすすめ!おしゃれな常緑低木7選
おすすめの常緑低木1. ソヨゴ
「ソヨゴ」は樹形も葉も実も美しい低木です。丈夫で枝を横に大きく広げることもなく、自然樹形で整うため、シンボルツリーとしてもおすすめ。5〜6月には花を咲かせますが、とても小さく可愛い花なので、注意して見ないと見逃してしまうこともあります。
10〜11月の秋が深まるころにかけてソヨゴの赤い実が熟します。赤く熟したソヨゴの実を食べに鳥たちがやってくることもあります。比較的害虫の被害が少なく、毛虫も付きにくいのが特徴です。
おすすめの常緑低木2. ヤマボウシ
本来、落葉樹である「ヤマボウシ」は、近年、品種改良によってホンコンエンシスやヒマラヤヤマボウシなどといった常緑性のものが人気を高めています。左右対称に近い均整のとれたシルエットは1本植えでも映えますが、周囲に他の低木類を寄せ植えして野趣を出すこともできます。
ある程度の日陰でも育つヤマボウシですが、夏場の直射日光では葉焼けをしてしまうことも。やむを得ず日差しの強い場所に植栽する際は、自ら木陰を作れるよう放任成長させてあげましょう。玄関アプローチに植栽すると、洋風ナチュラルなシンボルツリーとして四季折々の姿を楽しませてくれるはずです。
おすすめの常緑低木3. ローズマリー
ハーブとして料理にも使われる「ローズマリー」は、地中海沿岸が原産地の常緑低木です。丈夫で乾燥に強く、育てやすいのが特徴でイギリスのガーデニングにも多く用いられます。
ローズマリーは大きく分けて以下の3系統があります。
・「立性」…上に向かって真っすぐのびるので、左右に広がらない性質なので生け垣などに適している
・「匍匐(ほふく)性」…次に地面をはうように育つ。塀など高い場所から垂れ下がるように育てたり、グランドカバーにもおすすめ。
・「半立性」…真っすぐのびて育つ立性と地面を這うように伸びる匍匐性の両方の性質を持つ。横方向と上に向いてうねるように育つ。
湿気を嫌い、日当たりと水はけのいい土壌を好むローズマリーは、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。半日陰でも育ちますが、やや乾燥した場所の直射日光が当たる場所が好ましいです。ハーブの香りは乾燥しても持続します。切り取った枝をそのまま部屋に吊るすと香りに癒されますし、インテリアとしても楽しめます。
おすすめの常緑低木4. アベリア
「アベリア」は、きれいな葉と枝いっぱいに咲く小さな可愛らしい花が特徴の常緑低木です。日当たりが良い場所では、ピンクや白の花付きがよくなり、5月〜11月くらいまで咲き誇ります。また、萌芽力が強く、ほとんど虫がつかないので、お手入れがしやすくいつでも剪定ができます。葉が密に育つので、道路側の目隠しとして生垣におすすめです。
おすすめの常緑低木5. シルバープリペット
5~6月ころの初夏の時期に小さな白い花を咲かせる「シルバープリペット」は香りも感じられるのが特徴です。華奢な枝を放射線状に広げる樹形が人気で、庭木や植え込みに多用されています。斑の色は白というよりクリーム色に近く、グリーンの部分も色が淡いので、周囲の景色と馴染みやすい樹木です。
樹高は1~3mほどですが、非常に成長スピードが速く、選定をしないでいるとあっという間に3mほどの高さまで伸びてしまうことも。適度に剪定をしてあげましょう。
おすすめの常緑低木6. フィリフェラオーレア
しなやかに枝が垂れ下がり、美しいライムグリーンが見る者を楽しませてくれる「フィリフェラオーレア」は、お庭に立体感を与えてくれる常緑低木です。1年を通して葉色の美しい移ろいを感じることができます。温かい時期はフレッシュカラーの枝葉をゆらゆらとしなやかに揺れ、寒くなる時期はオレンジカラーの美しい葉色でお庭に季節感ある彩りを与えてくれます。
そんなフィリフェラオーレアは病気になりにくく、比較的ローメンテナンスなので初心者にもおすすめです。しかし、フィリフェラオーレアはハサミなどの金属を嫌う性質があるので、剪定後に葉色が茶色く変化する場合があります。なるべく新芽が出る2月後半に剪定することで、新芽の成長により茶色い葉色が目立ちにくくなります。
おすすめの常緑低木7. ユキヤナギ
春に真っ白な花を、垂れた枝一面に咲かせる「ユキヤナギ」。名前の通り、雪が降り積もった柳のような様子を思わせる常緑低木です。強靭で育てやすく公園や施設周辺にも植えられており、家の植栽にもおすすめの庭木です。耐寒性もあり生育環境に合った植栽をすれば、その後はほとんど手がかかりません。
ユキヤナギは日当たりがよく風通しのいい場所を好みます。風通しの悪い日陰などに植えてしまうと、病気や害虫の発生原因になってしまうので、寒い地域は防寒対策をすると安心でしょう。
植栽でお家に彩りを…!
一年中緑の葉をつける常緑低木は、秋冬でも緑が美しいだけでなく、初心者でも手入れがしやすく育てやすいのが特徴です。シンボルツリーでシンプルに植えるも良し、草花と組み合わせて寄せ植えを楽しむも良し、自分なりの植栽を楽しんでみてはいかがでしょうか♪