
2019.08.30
幹線道路沿いの家のメリットとデメリットとは
暮らしのQ&A
家を買ったり、借りたりする際、幹線道路から少し距離のある閑静な住宅街にある物件を選ぶか、幹線道路に面した物件を選ぶかで迷う方も多いことでしょう。
幹線道路とは、その街の主要な地点を結び、道路網の骨格を形成するような道路のこと。
片側2車線以上で、「国道」や「県道」であることが多いですが、片側1車線でも幹線道路とされる場合もあります。
つまり、その道路を通れば、その街の重要な場所へつながっている道路のことです。
細い道が入り組んでいるような住宅街と比べ、通勤や買い物が便利なイメージのある幹線道路沿いの物件。そのメリットとデメリットを見ていきましょう。
幹線道路沿いの物件のメリット
主要施設が立地しているので買い物が便利

幹線道路沿いには、スーパー、ファミレス、コンビニ、ドラッグストアなどの、買い物に便利な店舗が多く立地しています。
車を持っていれば買い物に苦労することは少ないでしょう。
また、買い物以外にも、電車の駅、役場や総合病院、警察署、学校、公民館などの施設も幹線道路沿いに立地していることが多いため、家を出ればすぐにそのような施設にアクセスすることができます。
特に、お子さんの通学を考えた時、学校までの道のりが広い歩道がある幹線道路のみ、という場所は、周囲の目も多いので、人通りの少ない細い道を通うよりも安全だと言えます。
バス路線が通っている可能性大

幹線道路にはバス路線が通っていることが多いと言われています。
つまり幹線道路沿いに住むと、奥まった住宅街に住むよりバス停が近いことが多いのです。
また、その道路を通るバス路線が、偶然勤務先近くを通っている可能性もあります。
最寄りの駅で電車に乗らなくても、バス1本で会社まで行けてしまう可能性もあるのです。
視界が開けている

家の前に幹線道路が通っているということは、家の前に建物がないということ。
道路の広さなど、環境にもよりますが、特に高層マンションなどに住んでいる場合はとても見晴らしが良くなっている可能性があります。
住宅が密集している住宅街では味わうことができない開放感があるでしょう。
夜になれば街の明かりや、道路を通る車のヘッドライト・テールライトなどが美しい夜景となって生活に潤いを与えてくれることでしょう。
幹線道路沿いの物件のデメリット
騒音

幹線道路は街の主要地点を結んでいる便利な道路のため、交通量が多いことがほとんどです。
幹線道路沿いに住むと、車の騒音はどうしても我慢せざるを得ません。
防音壁や2重窓などで防音対策がしっかりしている物件を選びましょう。 しかし、幹線道路を通るのは通常の乗用車だけではありません。
バスやトラックなど、走行音が大きく、振動も伴うような大型車両が日常的に走行しています。
また、大型バイクや暴走族なども幹線道路を走行する可能性があります。
幹線道路沿いの物件には、このような激しい騒音が時々発生することを踏まえて住む必要があります。
大気汚染

交通量の多い幹線道路。排気ガスの出ない電気自動車の普及率が高くない2019年現在、洗濯物を外に干すと洗濯物が排気ガスによって汚れてしまう危険性があります。
また、排気ガスだけではなく、自動車が巻き上げる塵にも要注意です。
排気ガスや塵があまりにも多い場所では、外で洗濯物を干すのを控え、洗濯乾燥機や浴室乾燥機などを活用する必要があるでしょう。
渋滞が起こる可能性がある

街の主要拠点につながる幹線道路では、通勤ラッシュなどによる渋滞が多く発生します。
家の前で渋滞が発生していると、車での外出が不便になり、メリットである買い物の便利さが損なわれてしまう可能性があります。
住む前に、その道路がどの程度渋滞するかを確認するのも良いでしょう。
騒音に耐えられるならばメリットは大きい
この記事で取り上げた幹線道路沿いの物件のデメリットのうち、大気汚染と渋滞に関しては、洗濯物の室内干しや買い物の時間帯を変えれば対処できます。
しかし、騒音はどうしても気になる人にとっては対策の取りようがありません。
物件の内見の際、騒音に耐えることができるかじっくり考えましょう。
もし、騒音に耐えられるならば、幹線道路沿いはとても便利な場所。公共交通や買い物が便利で、都会的な生活ができることでしょう。



