
2019.07.25
お部屋掃除で失敗したくない人のための掃除方法まとめ
暮らしのQ&A
掃除機でゴミを吸い取ったり、モップで埃を落としたりといった簡単な掃除とは異なり、床の水拭き、壁紙、排水口などのやや大掛かりな掃除は、ポイントを押さえていないと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。たとえば、拭いた跡が残ってしまったり、掃除をしたのに臭いが取れなかったりといったことも起こるかもしれません。
今回は、そんなちょっと難易度が高めなお掃除のポイントを見ていきましょう。
フローリングは水分の侵入とアルコールがNG

フローリングは木材のため、水分の侵入に弱いと言われ、水で濡れたまま放置すると剥がれや変色の原因となってしまうようです。水拭きした後は必ず乾拭きを行いましょう。また、フローリングにワックスを塗っている場合、アルコールを含むウェットティッシュで拭くとワックスとアルコールが化学反応を起こし、表面が変質・変色してしまう可能性もあるようです。主に除菌するために使われることの多いアルコールを含むウェットティッシュは、フローリングにはNGだと覚えておきましょう。
ワックスフリーのフローリングは要注意

ワックスフリーのフローリングは、ワックスをかけなくても良いように表面に特殊なコーティングが施されています。そのため、通常のフローリングとはお手入れ方法が異なっている部分があります。今住んでいる家のフローリングが従来のものなのか、ワックスフリーのものなのかを掃除の前に確認しましょう。
クッションフロアの上にはゴム製品を置かない

フローリングでも、ビニールの素材を使ったクッションフロアは木製のフローリングとはお手入れ方法が異なります。水や汚れに強いと言われるクッションフロアは、メンテナンスしやすい床材ですが、ゴム製品を長期間置いたままにすると色移りを起こし、床に黄ばみや黒ずみ(ゴムの跡)ができてしまうため要注意です。
ゴムの色はクッションフロアの内部に侵入してしまうため、掃除では落とすことができないため、あらかじめ予防しておく必要があります。
排水口は形状を知り正しい掃除を

洗面台やお風呂の排水口は、配管の仕組みを確認して正しくお掃除しましょう。パーツを正しく装着し忘れてしまうと、下水の嫌な臭いが部屋に立ち込めてしまうかもしれません。
また、賃貸住宅や中古住宅に住む場合、前の住民が排水口の掃除をした際に失敗して、そのまま放置されているケースも考えられるため、排水口・配管の正しい形状を調べるようにしましょう。
壁紙掃除は汚れに応じた対策を

床と比べて掃除をする頻度が低い壁紙は、実は床よりもお部屋に占める割合が多い部分で、お部屋の印象を大きく左右します。床と比べると汚れる頻度は少ないものの、埃、手垢や油汚れ、カビなど、様々な物によって汚れていきます。汚れによってお掃除方法も異なっているため、汚れに応じたお掃除を行いましょう。
トイレは内装をホーローにすると掃除しやすい

トイレのお掃除は、便器だけではなく、床や壁などそれぞれの汚れも落とす必要があります。壁面をあらかじめホーローにすることにより、汚れが染み込まなくなるため、汚れや臭いを抑制することができます。



